★:2021年度採用実績
ニッシン・グルメビーフで2期生となるベトナム人技能実習生として来日したことが、会社との関わりのスタートです。
それまでは、ベトナム国内の旅行センターで仕事をしていたので日本語に触れる機会もありましたが、もっと日本語に触れたい、日本の仕事を学びたいという思いが高まり、日本での技能実習生を目指すことにしました。
当時の送り出し機関では、実習生側が実習先を選ぶということはなく、送り出し機関が勧めてくる企業の面接を受け、合格したらそのまま実習に行くということがほとんどでしたので、ニッシン・グルメビーフとの出会いは幸運というほかありません。
3年間の技能実習後はベトナムに戻り機械部品製造工場で働きましたが、その後、日本語を学ぶため宮城県仙台市の学校に留学しました。
日本語能力試験というものがありますが、その試験で最高評価とされるN1というカテゴリーを在学中に取得しました。
留学中の生活ですが、午前中の4時間は学校で日本語の授業を受け、午後から夜にかけてアルバイトをし、夜間3時間は自宅で日本語の勉強を行うというライフスタイルでした。韓国料理店・餃子店・ファミリーレストラン・うどん店と、飲食店を中心にアルバイトをしていましたが、アルバイトも日本語の勉強も休むことはなく、今となってはよくやれたものだと思います。
若さがないと、あのエネルギーは出せません。
留学後はベトナムに戻り、身に着けた日本語を活かして電気部品メーカーの社長秘書兼通訳として働いていました。
ベトナムの中では比較的高待遇の仕事だと思いますが、そういった状況にあっても「安全」「きれい」「親切」で、その他にも好きなところがたくさんある日本に長く住みたいという気持ちが強かったので、国籍への偏見や分け隔てがなく、きちんとした処遇もあるので、長く働き続けることができると考えてニッシン・グルメビーフへ連絡を取りました。
特定技能という在留資格での就労を考えていたのですが、ベトナム人技能実習生の増加に伴い通訳として頑張って欲しいという話をいただいたので、すぐに手続きを行い「技術・人文知識・国際業務」という在留資格で2022年3月に再来日することができました。
入社当初は有期雇用だったのですが、働きぶりを認めていただけたのか今では正社員となり、在留期間も5年となるなど、当初考えていた日本での長期生活が実現しつつあります。
今後も日本人とベトナム人の架け橋となることは当然ですが、会社から一層必要とされる存在になりたいと思っていますので、仕事の上でも役立てるように、会社が奨励している「お肉博士1級」を取得しましたし、今後も様々な知識を増やして会社の役に立てるように努力をしていきます。
ベトナム人が苦手とする日本語の漢字や文章の読み書きを得意としていますが、作業現場での通訳では漢字の知識を活かす機会は少なく、また文章を読み込むということもないので、少しずつ語学知識が抜け落ちていっているかもしれません(笑)。
実際の作業指示内容や、その作業を迎えるための準備のこと、お肉のことも理解していないと現場で正確かつ必要な通訳をすることができません。
そうした理由から、原料確認・実際の作業・梱包等に携わることも心がけているので、ベトナム人だけでなく日本人に対しても、言葉遣いや口調、対処の仕方などで、より実践に即した通訳ができていると思います。
これまでにも多くのベトナム人と付き合っている会社だから、色々な事情に配慮した勤務スタイルを実現してくれます。
愛媛県にも様々な在留資格をお持ちの外国人の方がいると思いますが、この会社はベトナム人が働きやすい環境が整っています。
短時間の勤務しかできない方や、日本語でのコミュニケーションに不安のある方も、心配することなく働きに来ることができますね。
在学中は、食品に関する興味が継続していたので食品関連で就職先を探しました。
愛媛県には海産物を扱う有名な会社もありますが、食肉に関する興味の方が強く、スーパー等への流通過程を含めて知りたい、携わりたいと思っていたところ、インターンシップが行われることを知って参加しました。
インターンシップでは実際の作業をする機会がありましたが、みんながやさしく手ほどきしてくれる上に、現在の上司となる人も、やさしく丁寧に対応してくれたことが印象に残っています。
就職にあたっては、新たな生活・ライフスタイル等のスタートにしたいと考えていただけに、知人や先輩、同級生が多いところは避けようという考えをもっていたこともあってこの会社を選びました。
入社してからは、作業をする従業員のみなさんに指示を出す側の立場で仕事をしていますが、自分は人を動かすとか人前で話す、そういったことは苦手で人見知りです。
現場には長年勤務されているベテランの方も多いので、入社してしばらくの間は、自分が指示を出す側でいいのだろうかとか、言う事を聞いてくれるのだろうかとか、はたまた自分の指示は正しいのだろうかなどと考えることも多かったのですが、ベテランの方は気安く話しかけてくれますし、先輩方も丁寧に教えてくれるので負担は少ないですし、少しずつ成長しながら取り組むことができています。
仕事の責任範囲も広がり、任せられる業務も増えていますので、食肉に関する知識も増やしてはいるものの、まだまだ向上させないといけないと思っています。
同じ松山工場の中でも知らない作業や工程はありますし、別の工場では会社の売りであるインジェクションの技術に関することや液剤の構成・調合などもあります。
それらに加えて、肉自体に関する割れや盛り付け、工程等も含めて考えると、まだまだ学ぶべきことが多いと思っています。
気になることは何でも言ってくれる人や、何も言うことなく取り組む人など、現場で作業する従業員のみなさんは様々ですが、現場の作業はそういった方たちが担っているので、みんなが理解し、納得してもらう環境づくりを心掛けています。
作業分担や配置、グループ分けなどをする際に少しでも役立てられるよう、時間を見つけてマンツーマンで話をするようにしています。特に入社間もない人には、そういう時間を確保するよう心掛けています。自分が入社した時も、マンツーマンで気持ちや考えを伝え、理由を教えてもらったり、不安を解消してもらったことがありましたが、非常にありがたいと思っていたので、同じことをしたいと思っています。
自分の考えていることが実現できているのかどうか、きちんと取り組みできているのかなど、将来において十分と言える時がくることはないのかもしれませんが、実現させるために取り組みたいと考えています。
転職活動では二本の軸がありました。一つは前職の営業経験が活かせること。もう一つは食品会社で且つ製造工場を持っているということです。幸いにも同じお客様を顧客にもっており営業経験は活かせるものの、お客様との商談では原料、加工方法など多岐にわたる食肉の知識が必要で、関係部署から学ぶ毎日です。
営業の仕事は会社の看板を背負い商品だけでなく会社を売る事です。商品を売ることは当然の事、ニッシン・グルメビーフの商品だから買おう、開発を依頼しよう、お客様にそう思ってもらえるよう会社自体を売り込むことを心がけています。その為にも会社が持つ機能、設備、日々進化する情報をキャッチしアピールをしています。
世の中の動きは想像する以上に目まぐるしく変化しています。変化を敏感に嗅ぎ取り、多くのお客様に利用いただく商品を開発し、「美味しい」で笑顔を作るのが目標です。その為にも日々の情報収集を怠ることなく一日一歩でも前に進む努力を続けていきます。
自分の未来を見据えて産休育休制度の整っている会社を探しているときに出会い転職しました。産前や復帰した今もたくさん声をかけていただき、人間関係が良好で助けられています。子供の体調不良などの際、有給制度が整っていることやテレワーク等で対応していただけています。
私は商品の受注から出荷の手配を担当しており、商品をお客様へ届けるための大切な仕事です。業務を正確に行うことはもちろん、天災等トラブルがあった際は迅速な対応が求められます。社内の関係部署はもちろん協力会社とも連携を取りお客様のもとへ安心・安全な商品を届けることが大切です。
一つのミスが重大なトラブルにつながるので、日常の小さな「気づき」を発信することを大切にしています。それによって営業と生産の懸け橋となり、より円滑に仕事を進められるようになればと考えています。さらには、日々の業務に追われルーチンになりがちですが、業務の見直しを常に行い業務のアップデートをすることが目標です。
就職活動中、私には二つの条件がありました。一つは愛媛県内の食品メーカーであること、もう一つは品質管理の仕事に就くことです。元々お肉が大好きで、食肉加工に興味があったため、ニッシン・グルメビーフに決めました。希望の部署に配属となり喜んでいたものの、商品の特徴や加工方法を理解しないと何もできないことを痛感し、必死で勉強しています。
品質保証部の業務は、商品の仕様書、表示ラベルの作成、微生物検査、理化学検査の実施や生産現場の衛生チェックなど多岐にわたります。法令による基準や自社の品質基準・加工基準など、様々な角度から商品の品質と安全性を守っています。得た知識が実務に活かされ、さらなる品質改善を通じて顧客満足に貢献できるところに、大きなやりがいを感じています。
品質保証の機能が弱まることがあってはなりません。あらゆる問題に対応できるよう一層強化していく必要があります。多くの知識を習得して、仕事の質の向上と効率化を進めたい。品質管理基準をより厳格にすることで、品質の安定と向上を図ります。また、専門外の人でも理解できるようにわかりやすく社内に周知させていきたいと思います。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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正規雇用労働者の中途採用比率 | 83% | 33% | 50% | 14% | 0% |
公表日:2023年07月01日
兼業・副業に関する情報
当社では、従業員が就業時間外で兼業・副業を行うことを原則として認めています。
ただし、長時間労働の回避をはじめとする安全配慮義務、秘密保持義務、競業避止義務及び誠実義務の履行が困難となる恐れがある場合には、認めていません。